ずるい韓国語

いかに楽して韓国語をおぼえるかを日々研究しているブログです。

せめて理由を知りたい発音の違い【韓国語でチャ・チ・チュ・チェ・チョが多い理由】

タモリさんの伝説の芸で、「はとバス七カ国語ガイド」というのがあることを今さら知りました。

www.youtube.com

めっちゃおもしろい。

各国語っぽくしゃべってるけど中身は適当。 しかしアクセントの特徴をうまく捉えてるのでそれっぽく聞こえます。

という前フリをしておいてあんまり本題と関係ないことに気づいたけど、 日本人が韓国語を聞くと「チャ・チ・チュ・チェ・チョ」の音が多いなーという印象を持ちますね(強引)。

調べてみると、日本語で「サシスセソ」に該当する音がこの「チャ」発音になることが多いようです。 というわけで今回はこの「チャ・チ・チュ・チェ・チョ」問題を調べてみます。

せめて理由を知りたい発音の違い

韓国語でも漢字がベースになっている単語は、日本語と発音も似ていることが多く、日本人にとっては覚えやすい単語です。

ただ中には同じ漢字なのに発音が全然違うものもあり、やっぱり違う言語だからなーと諦めて丸暗記に向かいがち。

違う言語なのでもちろん発音が違うのはしょうがないですが、歴史をさかのぼればなぜいま発音がずれているのか、その理由くらいはわかったりするかもしれません。

丸暗記はしんどいので、理由を知って少しでもロジカルに覚えられるようにしたい、というのがこのコーナーです。

発音違いのパターン

日本語の発音 韓国語の発音
サ行 [s] チャ行(tʃ)

日本語の発音 韓国語の発音
済(サイ) 재(チェ)
初(ショ) 초(チョ)
場(ジョウ) 잔(チャン)

発音が違う理由

日本語のサ行[s]の発音は、上代以前は「チャ行音[ʦ]・[ʧ]」だったから、というのがひとつの理由になりそうです。

上代日本語 - Wikipedia

つまり元々中国語・朝鮮語で「チャ[ʧ]」の発音だったものを日本語のサ行(当時は[ʧ])で受け入れ、 その後日本語のサ行の発音が[ʧ]→[s]に変わったことで、日韓の発音がずれているようです。

ちなみに、「済」の母音が[ai]→[e]と変化してるのは別の理由です。

http://hangeul.notsobad.jp/entry/2016/11/21/214044hangeul.notsobad.jp

まとめ

韓国語でチャ行に対応するのは、他に日本語でタ行のケースもあるようです。

まだ規則性にしっくり来ていないので、調べていく中でまたわかったら追記しようと思います。

関連語

済 / 재(チェ)

  • (キョジェ):経済
  • 주도(チェジュド):済州島

初 / 초(チョ)

  • 급(チョグ):初級
  • 대(チョデ):初代

「代 [dai]」が「대 [de]」になるのは、先程の「済」と同じ変化です。 http://hangeul.notsobad.jp/entry/2016/11/21/214044

場 / 잔(チャン)

  • 면(チャンミョン):場面
  • 소(チャンソ):場所
  • 운동(ウンドンジャン):運動場

「場」はサ行→チャ行の変化と、「ョウ」→「ャン」の変化が組み合わさっています。

この理由については別記事で説明しています。

www.zuru-kan.com